屋根塗装で行われる縁切りの設置とは?
屋根塗装で行われる縁切りの設置とは?
新築の時、屋根と屋根の間には隙間があって、屋根に降り注いだ雨はこの隙間から外側に流れる構造を持ちます。
しかし、屋根塗装をそのままの状態で施工を行うと縁部分が張り付いて水が流れる通路がふさがることになります。
このような状態のままにしておけば、内部に水が溜まってしまって雨漏りや内部結露などのリスクが高くなりがちです。
昔の屋根塗装は、縁切りと呼ぶ作業を塗装後に行っていたのですが、これは塗膜カッターと呼ぶ道具を使って塗装が完了した後に手作業でくっついてしまった塗膜を切る作業です。
ただ、この方法は手間や時間が多くかかりますし塗膜がくっついてしまうことも少なくありません。
そこで開発されたのがタグスペーサーと呼ぶ縁切り部品で、屋根塗装を行う前に屋根同士の間にタグスペーサーを挿入して作業を進めることで塗装後も隙間を確保することができますし、作業時間の短縮や見た目も気にならずに作業ができるメリットがあります。
屋根塗装が完了するまでにかかる時間はどれぐらいか
屋根塗装は、定期的に行うのが基本となっています。
例えば屋根塗装を20年も放置しておくと、大抵の場合雨漏り等が発生するケースがあるでしょう。
雨漏りは、塗装と関係ないように感じるかもしれませんが、屋根塗装をすることで水を弾くことができる上に、場合によっては防水材などを取り替えることもあるため、それより雨漏りが発生しにくくなります。
雨漏りが発生していると言う事は、建物の内部に水が入ってしまうと言うことであり、建物の耐久力が非常に落ちてしまうことが考えられるわけです。
これを避けるためには定期的に屋根の塗装を行うことが大事になります。
では、屋根塗装をする場合どれぐらいで完了するのでしょうか。
これに関しては様々な意見がありますが、概ね2週間位で完了すると言われているのが特徴です。
通常は、外壁塗装と同時に行うケースがほとんどになりますので、外壁塗装と同じ位と考えて良いかもしれません。
同時にやる理由は、少しでも費用を抑えるためです。